クリスマスと言えばチキン。
最近はオーブンバッグに下味が付いたチキンが入って、焼くだけ簡単!なんて商品も見かけますよね。
また、すでに焼いてあるローストチキンやロティサリーチキンもあちこちで見かけるようになってきました。
パーティーのテーブルにどん!とおいたらゴージャスに見えるローストチキンを簡単キレイに解体する方法はご存じですか?
せっかくのチキンも、ぐちゃぐちゃになってしまったら食欲が半減してしまいます。
まずはテーブルにどーんと置き、そしてキッチンでささっと解体して盛りつけて、再びテーブルへ、とスマートにいきたいもの。
慣れていなくてもかかる時間は10分ほど。
使う道具はペティナイフ1本と薄手のゴム手袋が片手分のみ。
ローストチキンを簡単キレイに解体する方法を解説します。
ローストチキンを簡単キレイに解体する方法①もも肉を切り離す
まずは、焼いた鶏肉をお皿に移します。
この時のお皿はある程度サイズに余裕があり、また少々の肉汁は受け止める深さのあるものが良いでしょう。
そして、黄色い線のところにナイフを入れます。
ナイフを入れるとこのような感じになります。
そして、足の先の方を持ってぐいっと持ち上げると、関節が出てきますので、そこにナイフを入れて切り取ります。
そうすると、ドラムスティックのできあがりです。
フライドチキンなどでも1番食べやすい人気の部位ですね。
もも肉の上の部分を解体します。
骨が出ていますのでそこを持って、骨の根元をお肉ごと断ち切ると、キレイに取れます。
こちらにも根元に軟骨がありますので、そこを狙ってナイフを入れてください。
これで、もも肉が鶏肉本体から切り離されました。
ローストチキンを簡単キレイに解体する方法②手羽を取る
次は手羽です。
手羽部分を引っ張ると、簡単に関節が現れますので、そこにナイフを入れて切り外します。
皮やお肉も全部一気に外せますので、ここが1番簡単な部分かもしれません。
その奥から骨がするっと出てきます。
こちらが実は手羽元の骨。
ローストチキンは時間をかけてゆっくりと焼きますので、意外とお肉は骨から簡単に外れます。
反対側も同じように外します。
これで、もも肉の部分と手羽の部分がすべて外れて、残りは胸肉や細かいお肉になりました。
ローストチキンを簡単キレイに解体する方法③胸肉を切り離す
後は、胸肉の解体だけです。
線の通りにナイフを入れます。
このようにお肉の繊維に逆らわないようにナイフを入れると、骨からお肉が取れやすいです。
実際に切るとこのような感じになります。
そのまま、あばら骨にあたる部分からナイフと手で切り離します。
片方が全部終わるとこのようになります。
反対側も同じように解体したら、完了です。
後は、骨にお肉が残りますが、こちらは手でむしってしまうか、もう骨に着いたのを諦めてジップロックなどの冷凍できる袋に入れて保存しておき、後に出汁を取るのも良いと思います。
まとめ
一見ハードルが高そうに見えるローストチキンですが、やってみると意外とそれほど難しくありません。
実は、ローストチキンなどの解体は男性の仕事、という国もあるくらいで、普段お料理をしないお父さんもこの時ばかりは張り切って解体する、というのがクリスマスの風物詩でもあったりします。
そんなに何度もする機会がないローストチキンですが簡単キレイに解体する方法を知っていると、調理自体はオーブンに入れて放っておくだけですので、気軽にできるかもしれませんね。
一度試してみるのはいかかでしょうか。