バレエのシニヨンは短い髪であんこを使えば簡単に作れます。
作り方もロングヘアでシニヨンを作るときとそこまで変わりませんので大丈夫。
短い髪、と一言で言っても長さは様々。
ショートヘアでも、肩につくくらいのミディアムヘアでも、バレエをしている人からしたら、短い髪、でしょう。
使うものも変わりません。
一つ追加しないといけないのが、あんこ、またはリング型ウィッグ。
これだけです。
バレエシニヨンを短い髪であんこを使って作ってみましょう。
バレエシニヨンを短い髪で作る手順①ポニーテールを作る
まずはポニーテールを作ります。
必要な物は、ブラシ、くし、ヘアゴム(ゴムがきつめの物)、ハードジェル、アメピン、です。
まずは、ブラッシング。
きちんと髪をとかしてから始めてください。
ミディアムヘアの方は、普通にポニーテールにできると思いますので、この段階は簡単にクリアできると思います。
ゴムで止めきれなかった後れ毛などは、ハードジェルをつけ、ヘアピンでとめてしまいましょう。
ショートヘアの方はまず、結べる範囲でポニーテールもどきを作ります。
その際、前髪も横の髪も襟足もすべてバラバラの状態ですが、気にしなくて大丈夫です。
ポニーテールの根元のゴムは緩まないようにできる限りきつく結びましょう。
そして、バラバラになっている髪を、親指と人差し指でつまめる程度の量ずつつまみ、ゆるくねじりながらハードジェルをつけ、アメピンで留めていきます。
ねじることで、少しボリュームが出てピンで留めやすくなります。
アメピンはぎざぎざになっている、短い方を下にして止めないとゆるんでくるので、気をつけてくださいね。
一周回ってすべての髪をとめられたら、ポニーテールの完成です。
バレエシニヨンを短い髪で作る手順②お団子を作る
次にシニヨン(お団子)をつくります。
使う物は、あんこ、またはリング型ウィッグ、ヘアネット、Uピン、アメピン、ヘアスプレー。
あんことは、ヘアネットの中に入れて使うかくし毛のことです。
気をつけないといけないのは、あんこの量、もしくはウィッグの毛量です。
多すぎるとお団子が大きくなりすぎますので、自分の頭のサイズに合わせて、あまり大きくない物を選びましょう。
まず、ちょんまげのようになっているポニーテールのゴムの周りにあんこを巻き付けます。
リング型ウィッグを使う場合は、ゴムの周りにリング型ウィッグをかぶせます。
リング型ウィッグは中にゴムが入っているタイプのウィッグなので、髪をポニーテールに結ぶときと同じようにきつめにつけるようにしてください。
次に、地髪とあんこ、またはウィッグの髪をなじませながらヘアネットに入れ込みます。
このとき、少々髪をヘアネットに押し込む形になってしまっても大丈夫。
気にせず髪をすべてヘアネットに入れてください。
その状態でヘアネットに入れた髪の形を整えます。
なるべく平たくなるように整えたら、ヘアピンで留めていきます。
Uピンはヘアネットを引っかけつつ、先端がヘアゴムに突き刺さるように放射線状に止めていきましょう。
アメピンはポニーテールにした毛の流れと直角になるように止めていきます。
頭を振ってみて、シニヨン(お団子)が揺れなければ、全体にヘアスプレーをかけて、完成です。
まとめ
バレエシニヨンは髪が短くてもあんこ、またはリング型ウィッグを使えば作れます。
地髪とは少し感覚が違うので、初めのうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単にできるようになりますよ。
発表会などでどうしても短い髪の毛をシニヨン(お団子)にしないといけないときは、少し練習してから本番に臨んでくださいね。