バレエくるみ割り人形での髪型は、さまざま。
役柄によってもガラリと変わってきます。
オーソドックスなお団子から着ぐるみの頭まで、古典バレエとしては珍しいものも多い演目なんですよ。
バレエくるみ割り人形での髪型を、主要な女性キャラクターや面白いキャラクターだけをピックアップしてご紹介します。
バレエくるみ割り人形の髪型バリエーション①第一幕
クララ(マリー): ハーフアップ
クララは少女という設定なので、子供らしさを表現するためにハーフアップが多いです。
頭飾りもリボンが多め。
クララの友人: ハーフアップ
同じくクララと同世代という設定もあり、ハーフアップで登場することが多いです。
こちらもリボン率高し。
クララの母: セミクラシック
こちらは逆に大人っぽさが重要なキャラクターなのでセミクラシックなことが多いです。
ドロッセルマイヤー: さまざま
バレエ団によって解釈が違うキャラクターということもあり、モジャモジャ頭から白髪の貴族風カツラまで色々あります。
ネズミの王様: 着ぐるみ率高し。
これだけは譲れない王様の着ぐるみ。
頭が一つだったり七つだったりとバレエ団によってバージョンは様々。
ネズミの子分たち: 着ぐるみ もしくはつけ耳
大人ばかりで演じているバレエ団などは、着ぐるみ率高いですが、発表会などでは小さな子供たちが演じることも。
その際はネズミの耳を頭飾りとしてつけていることが多く、とっても可愛いです。
くるみ割り人形: 兵隊の帽子
くるみ割り人形自身が兵隊モチーフなことが多いため、兵隊の帽子をかぶって出てくることが多いです。
雪の精: シニョンに雪モチーフなティアラかクラウン
バレエくるみ割り人形の髪型バリエーション②第2幕
金平糖の精: シニョンにティアラ。
センター分けでねじったり三つ編みしたり、立体的なアレンジなどもよく見かけます。
スペインの踊り: シニョンに赤バラ
衣装にもよりますが、スペインなのでこんなイメージです。
アイブロウペンシルなどでくるっとカールな前髪やもみあげを描くこともありますよ。
アラビアの踊り: シニョンに前タレ付きティアラ
アラビアといえば妖艶な音楽と踊りなイメージですよね。
頭飾りはティアラで、額まで垂れ下がっている飾りがついていることが多いです。
中国の踊り: ツインお団子もしくは帽子
ツインテールをお団子にした、中国イメージ強い髪型、もしくは中国民族衣装の帽子。
てっぺんでお団子ひとつに櫛を刺したヘアスタイルなど、衣装によってさまざま。
男性はアジアなイメージなのか、笠をかぶっていることも。
ロシアの踊り: カコーシニク(ココシニク)
ロシアの伝統的な民族衣装の帽子。
ただ、形としては帽子というよりも冠というほうが近い形をしています。
男性はコサック帽子をかぶっていることが多いですね。
葦笛の踊り: シニヨンに頭飾り
モチーフがフランスだからか、ベレー帽、小さなドレス帽子、花冠、金髪のカツラ、銀髪のカツラ…とさまざま。
花のワルツ: シニョンに花冠 もしくは花の付いたティアラ
まとめ
クリスマスに定番のバレエ演目であるくるみ割り人形。
目にしたことのある方は多いのではないでしょうか。
そんな、バレエくるみ割り人形での髪型の様々なバリエーションを紹介しました。
定番から少し変わったものまで、よりどりみどり、ですので髪型に注目しながら見てみるのも、新鮮かもしれませんね。