バレエ衣装の頭飾りにはどのようなものがあるの

バレエ

バレエ衣装と聞けば、チュチュ!となってしまいがちですよね。

ですが、バレエ衣装の頭飾りも意外と重要なパーツです。

その頭飾り、どのくらい種類があるのかご存じですか?

 

ぱっと思い浮かぶのはやはりティアラでしょうか?

普段、身につける物ではないですが、女の子のあこがれでもありますよね。

実はティアラと一言言っても何種類もあるんですよ^^

 

そして花飾り。

こちらも実は何種類もあります。

後はキャラクター系の髪飾りですね。

こちらは、演じるキャラクターによって本当に種類が多いですね。

 

バレエ衣装の頭飾りの代表的な物を少しずつピックアップしたいと思います。

バレエ衣装の頭飾り①ティアラ

小さい物から大きな物、後ろまで全部繋がっているクラウン型から、ゴージャスに二重になっている物まで本当に多種多様なティアラ。

 

種類としては、

1一般的な一重ティアラ

2二重ティアラ

3前タレのあるティアラ

4二重で前タレがあるもの

5前が低く,後ろが高くなっている逆ティアラ

6小さめのクラウン(わっかになっている物)

 

ざざっとリストアップするだけでこんなにたくさんありました。

それぞれが大きかったり小さかったりといろいろですが、オデット姫や金平糖の精など、お姫様は一重のティアラか二重ティアラが多く、海賊やラ・バヤデールなどは前タレが付いている物を使うことが多いです。

 

逆ティアラも海賊やラ・バヤデールの主役や準主役たちがしているのを見かけます。

そのティアラを着けた上で、シニョンから布が手首までたれている、というスタイルも。

こうなってくると踊り手も大変で、布さばきまで必要になってきます。

 

何事も主役を張るというのは大変だと言うことかもしれません。

小さいクラウンは、発表会などで小さな子たちが着けているのをよく見かけます。

グループで踊っていても、頭に小さなクラウンが乗っているのはかわいらしいですよね^^

バレエ衣装の頭飾り②花飾り

こちらもたくさんありますよ。

1シニョンの周りに輪っかになった物

2花冠

3シニョンの片側にだけ着けるクシに花が着いている物

4下からV字に花をつける物

5上だけの物

などなど。

 

シニヨンの周りに輪っか上につける花飾りは、「コッペリア」のスワニルダ、「ジゼル」のジゼルやペザントなどの村娘役が多いですね。

頭のてっぺんにのせる花冠もシニヨン周りの物と同様に、村娘が多い印象です。

 

シニヨンの片側だけにつける花かざりは、「くるみ割り人形」の足笛の踊りや、花のワルツなどでもよく見かけます。

主役たちよりはソリストやコールドなどを踊る方がよく着けている印象がありますね。

 

妖精役は白い花をV字に着けているイメージが強いです。

ラ・シルフィードや、レ・シルフィードが代表的ですね。

また、ティアラと組み合わせて着けていることも。

 

シニヨンの上だけにつける花飾りはそこまで頻繁には見かけませんが、大きめの花をキャラクターの踊りでつけているのをたまに見かけます。

バレエ衣装の頭飾り③その他

その他でまず思い浮かぶのが、リボンでしょう。

シニヨンの周りに着けるリボン飾りは、パリの炎のVa.が有名どころでしょうか?

あのトリコロールのリボン飾りは印象的ですよね。

 

また、スペイン系のクシ飾りとバラ一輪、中国の踊りの帽子、ロシアの踊りのカコーシニク(ココシニク)、羽飾り、兵隊風の帽子、アラビアンなターバン風…などなど、数えだしたらキリがありません。

 

衣装に合わせて頭飾りも変わってきますので、様々な国の踊りを表現するキャラクターダンスは、頭飾りの数も特に豊富です。

まとめ

数えだしたらキリがないほどある、バレエ衣装の頭飾り。

ティアラと一言で言っても本当に形は様々。

また、花飾りもいろいろとありますよね。

 

その他、キャラクターは衣装に合わせて無限大です。

舞台を見るときは、ぜひ頭飾りにも注目してみてくださいね。

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