3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されています。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
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ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第16話あらすじ
今日、宙は3人でいつもの公園に来ていた。
ペットボトルロケットを飛ばすためだ。
その公園で、宙は昨日送られてきたコードの解読をしようとしていた。
これは隕石爆撃のための宇宙船へのアクセスコードなんだそうだ。
全世界が協力して隕石を追撃仕様としているときに、やはり滅亡を願う人たちはおり、この爆破システムをハッキングしたらしい。
スーパーコンピューターやNASAの天才も解読できないコードを、誰か解読できないかと、まだ見ぬ世界の叡智へ呼びかけたのが、昨日のメッセージだったのだ。
そんなコードを一般市民が解読できるのだろうか。
ペットボトルロケットを飛ばしていた岳と拓馬が宙の元へやってきて、そして話題は結局隕石はどうなるんだろうか、というものへ。
祈るしかないよな、という岳。
それに対して、「おれらっていっつもそうだよな。
祈る、願うで。
結局はどっかのすごい人に丸投げでさ」という拓馬。
その言葉に、宙が何か言おうとした時、一本のメールが。
そこから話題が、「宙と未希はつきあっているのか」というものになる。
「そう言うのがよくわからない」という宙に対して、「ピュアぶってる?」いう岳。
(人を好きとか)そういうのが怖い、という宙。
誰かとつきあうというのは、相手が自分のことを好き、ということを信じ続けないといけない。
だが、自分が信じ続けられる自信がない、と言う。
なにか、そこらへんの回路がぶっ壊れている気がする、という宙。
もちろん二人のことは信じてるけど、と付け足す宙に、「当たり前だろ」と答える二人。
そこで岳が「宙、31日の夕飯は何が食べたい?」と聞き出す。
隕石衝突回避のお祝いに、と続ける岳。
しかし、宙は、その日は一緒に過ごせない、と返す。
先ほどメールで、両親から31日に一緒にすごそう、と誘われたから、と。
それに対して、拓馬は宙が傷つかないか心配だ、という。
そんな、さんざん今まで放ったらかしにしておいて、最後の日だけ一緒にすごそうだなんて。
呼び出されて宙が傷つくくらいだったら、一緒に過ごしたい、と。
それは拓馬の優しさだった。
そのことに賛同する岳。
それに対して宙は、「ありがとう、でも大丈夫」としか言わなかった。
このままだとモヤモヤしっぱなしだから、一回(親と)会おうと思う、と言う。
突然、お腹が空いた、と言いだす岳。
パスタを食べに行こうという二人に、もう少し考え事があるから、後から行く、という宙。
去って行った二人を見ながら、親友二人に嘘をついた、と考える宙。
そう、さっきのメールはただの商用メールだったのだ。
親からメールが来たわけではなかった。
数日岳の家に住んで、宙はここはなんて愛情に満ちあふれた所なのだろうか、と思っていた。
岳の家も家族だけで話したいことがあるだろう、と。
そうして、自分は身を引いたのだ。
宙は、大好きな岳たちの邪魔をしたなかったのだ。
(この辺の思考回路が未希と似てますね。
さすが幼なじみ)
そして何をしようかな…と考える宙。
3月31日、宙はやっぱりこの公園で一人でいた。
そして、そこでもう一つの最後を迎えることになるのだ…。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の第16話は、宙の心の闇が表に出てきた回だったのではないでしょうか。
隕石が衝突するのかしないのか。
残り後9日。
どういう展開になるのか、楽しみです。