3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されています。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
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ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第17話あらすじ
何度も宙から電話が来ていたのに、未希は一度もその電話に出ていなかった。
そうしなければ、あの日の別れを無駄にするとでも思ったのだろうか。
そんなことを考えながら、祖母の家の縁側で、未希は友人と電話をしていた。
その友人から、未希は宙とどうなったのか、と尋ねられる。
何も宙に言っていないことを知られると、この状況で言えないのなら、もう永遠に言えないのではないか、と言われてしまう。
その言葉は自分がずっと祖母の家に来てから、自問自答していることでもあった。
そんなとき、「おい!観月未希いるか!?」という男の子の声。
まさかの、佐藤開の登場だった。
開は宙から、未希が埼玉に移住したことと、電話に出ないと言うことを聞いて、ここまで訪ねてきたのだ。
宙からの電話に出ろ、と言いに。
「それだけ?電話で済むのに…」という未希。
その未希に、宙からの電話にすら出ないのに、俺からの電話に出るわけがない、と一刀両断する開。
「顔見て言わないと変わらない気がした」と開。
「絶対守れよ」と言って帰ろうとする開。
そんな開に「どうしてそんなことをするの?」と尋ねる未希。
「おまえは、後悔を恐れて後悔しているんだよ」
これが開の答えだった。
後悔なんてしない、と自分に言い聞かせている段階で、すでにどでかい後悔をしているんだと。
実は、開は自分も同じような経験をしていた。
引きこもり始めたとき、学校の友人が何度か電話してくれたことがあった。
しかし、開はそれを「自分の罪悪感を軽くするための電話」であると自分に言い聞かせて電話を無視したが、後になってそれは自分の決断を揺るがすことを恐れて出なかっただけだったのだと気づいた。
だからといって、普通ここまではしないでしょう、という未希に開は、「椿木宙の親友らしいからな」と答えた。
宙は初めて開にできた親友だったのだ。
もう一つの理由は、「未希のことがちょっとだけ好きだったから」というものだった。
そんな開にたいして、「超ありがとう」と笑顔を見せる未希。
そんな未希に、少し恥ずかしそうにうなずいて、原付で走り去る開。
そして、未希はある決意を固めた。
長年の後悔を振り払いに行くことにしたのだ。
一人で前の家の戻る、と言う未希に対し、父親は家族そろって最後の日一日だけなら、と許可をだす。
こうして、未希は親に見守られながら、最後の日に宙に会いに行くことになった。
3月31日。
「やっぱりここにいた」といつもの公園で宙を見つける未希。
この告白は、さらに思いもしなかったかたちになるのだった。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の第17話は、開が全部良いところを持っていった回でしたね!
月曜日の続きとも言えるこの回、開の株がぐっと上がった方も多かったのではないでしょうか。
残り後8日。
どういう展開になるのか、楽しみです。