バレエのレンタル衣装が破損した場合の対処法と汚れを防ぐ方法

バレエ

バレエのレンタル衣装が破損してしまった経験はありますか?

丁寧に扱っていたはずなのに、チュールが破れてしまった、ボディが裂けてしまった、などいろいろとトラブルはありますよね。

そんなときはどうしたら良いのでしょうか。

 

また、バレエのレンタル衣装の汚れは、やはり借りたものですので、気になりますよね。

あまりに汚れが激しいと、追加料金を取られてしまうことも…!

そんなことにならないように、バレエのレンタル衣装が汚れるのには気をつけたいものですよね。

 

バレエのレンタル衣装が破損してしまったとき、どうしたら良いのか。

また汚れないようにするにはどうしたら良いのか、解説します。

バレエのレンタル衣装を破損してしまったときには

まずは、それがどんな破損であれ、お教室の先生に相談しましょう。

そのレンタル衣装が、衣装屋さんからのレンタルなのか、それともお教室同士の貸し借りで借りているものなのか、生徒さんの個人の持ち物を借りているのかによって、対応が変わってきます。

 

どこから借りているにせよ、まずは破損の度合いを調べます。

クラシックチュチュやロマンチックチュチュで、中側のチュールレースが破れてしまった。

でも、踊るのには支障がなく、破れているのも着ているときはわからない、というものであるなら、そこまで大変なことにはならないと思います。

 

クラシックチュチュやロマンチックチュチュのチュールレースは破れやすい素材です。

なので、修理方法も確立されており、よほど大きく引き裂かれた、ということでない限り、大丈夫。

先生にだけは報告して指示を仰ぎましょうね。

 

ゴム紐を留めている糸が切れてしまった、などは自分で縫い直しても大丈夫でしょう。

先生に相談の上、生地の表に糸が出ないように縫いましょうね。

ボディの生地が裂けてしまった、となったらこれは自分ではどうしようもありません。

衣装屋さんに連絡して修理してもらう必要性があるので、早急に先生に相談しましょう。

 

レンタル衣装屋さんの料金には多少の破損や汚れの修復代金が含まれていることが多いです。

また、最近はレンタル衣装屋さん独自の保険を導入されているところもありますよ。

どちらにせよ、衣装の修復代金を請求される可能性はありますので、気をつけて着るようにしましょう。

バレエのレンタル衣装を汚れないように着る方法①余分なボディファンデーションは必ずスポンジに吸わす

破損も大変ですが、汚れも実は大変です。

バレエの衣装を着る際、必ずボディファンデーションをつけますよね。

ボディファンデーションは、ベースが水のことが多く、汗をかいたら溶けてしまい、衣装がどろどろ…なんてことも多いです。

 

でもボディファンデーションは、強いライトの下で踊るには必須のお化粧です。

やめてしまうことはできないので、なるべくボディファンデーションが汗で溶けてしまわないように、気をつける方向でがんばりましょう。

 

まず、ボディファンデーションを塗ったら、余分なファンデーションは使っていない乾いたスポンジでポンポンと吸い取ってしまいましょう。

余分なファンデーションは身体から浮いていることになるため、まずはこれを取ってしまわないと、衣装がドロドロになってしまいます。

 

そして、必ず乾かしてから次の行程に進みましょう。

バレエのレンタル衣装を汚れないように着る方法②パウダーを活用しましょう

顔にパウダーをはたくように、身体にも必ずパウダーをはたきます。

これをすることによって、汗をかいてファンデーションがドロドロに…ということを防ぎます。

夏のメイク崩れ防止にパウダーを使うのと同じだと思ってください。

 

使うパウダーは、トランスルーセントのもの。

色が付いたパウダーを使ってしまうと、そのパウダーの色が衣装に付いてしまいます。

また、舞台上はものすごく汗をかくので、しっとりするパウダーも必要ありません。

 

舞台用のパウダーが一番適していると思いますよ。

よく汗をかく背中、脇、腕、胸元などを中心に、思いっきりたくさんはたきます。

パウダーは透明なので、少々衣装についてもわかりません。

 

なので、気にせず思いっきりはたきましょう。

そして、舞台に立って汗をかいたら、汗をぬぐってパウダーをはたき直すと、効果が上がります。

バレエのレンタル衣装を汚れないように着る方法③床や壁に注意

舞台脇の床や壁は思った以上に汚れているものです。

その汚れた壁にもたれたり、床に座り込んだりすると、実は衣装がかなり汚れます。

前から見たら綺麗な衣装なのに、後ろ姿が薄汚れているのは、嫌ですよね。

 

なので、衣装を着たら、壁にはもたれない、床には座らない。

これをきちんと守るだけで、背中やスカート部分の汚れがかなり軽減されますよ。

また、壁の出っ張りなどに引っかけて、衣装が破れてしまった、ということも。

どうしても座る必要があるときは、シートを引いて座ることをおすすめします。

まとめ

バレエのレンタル衣装が破損してしまった時は、なるべく早くお教室の先生に相談しましょう。

怒られるかも…と何も言わず、返すときに破損が発覚してしまったら、トラブルのもとですよ。

また、衣装というのは、使えば間違いなく汚れるものではあるのですが、衣装の汚れは、借り物である、というところもありますので、最小限に抑えたいですよね。

 

バレエの発表会、といえばきらびやかな衣装も楽しみの一つですが、破損や過度な汚れがないように、気をつけて着たいものですね。

 

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました