バレエでトウシューズが痛い場合の対処法とシューズの選び方

バレエ

バレエをしている、と言ったらまずあのつま先で立つやつ?となりますよね。

そう、あのつま先で立つやつです。

つま先で立つにには、トウシューズ、またはポアントシューズを履かなければいけません。

 

しかし、バレエのトウシューズは痛い。

そして立つだけでも大変。

少しでもバレエでトウシューズが痛いことを経験されたことがある方は、きっと大きくうなずいていることでしょう。

 

そんな痛みを軽減する方法と、自分に合ったシューズを選ぶ方法を解説したいと思います。

バレエでトウシューズが痛いときの事前準備

まずは、爪はきっちりとお手入れしましょう。

実はこれ、かなり大事です。

爪切りを使うのは御法度。

 

爪は、深爪にならないように、でも指からはみ出ないように、やすりで調整します。

この時、指の爪のように丸く削らず、なるべく角を落とした四角い形を目指して削ります。

爪の角は必ずやすりで丸くなるように削ってくださいね。

尖っていると、トウシューズを履いたときに指に刺さります。

 

爪はほんのちょっと伸びているだけでも、痛くなりやすいので、丁寧に処理しましょう。

これだけでもだいぶん変わるはずです。

バレエでトウシューズが痛いときのトウパッドの選び方

トウパッド、最近は本当にいろいろな種類がありますね。

昔はラムズウール、という羊の毛の塊だけ、とかそれがつま先カバーできるような形になったもの、しか売っていなかったのですが、時代は進化しています。

 

どうしてもつま先が痛くてトウシューズを履くと爪が…という方は、ぜひ一度シリコン系のトウパッドや、ジェル系のトウパッドを試してみてください。

衝撃吸収率がかなり良いと思います。

 

外反母趾などがトウシューズに当たって痛い、という方は、プラスアルファでクッション剤をピンポイントで使うと良いでしょう。

また、指の関節の皮がめくれてしまう…という方は、トウシューズの中で立っているときに指が曲がってしまっている可能性大ですので、伸ばしながら立つ方が痛くないですよ。

 

今は、トウパッドもいろいろな種類があり、同じような素材でも薄いものから分厚いものまでそろっていますので、いろいろと自分に合うものを探しましょう。

自分に合ったトウシューズの選び方

日本人なんだから、日本製が1番!

とならないのがトウシューズ選びの難しいところ。

確かに日本製のトウシューズは、わりと形が合う方も多い印象ですが、合わない方はとことん合いません。

 

日本製がどうしても合わないならば、一度海外のトウシューズも試してみるべきだと思います。

それぞれのメーカーから、かなりの種類のトウシューズが出ていますので、きっと自分の足に合ったシューズが見つかるはず。

 

ただし、自分に合うシューズを探すときは、必ず普段自分が使っているトウパッドを使って探してください。

間違っても、靴下をはいた足をトウパッドも使わずにトウシューズの中に入れて、判断してはいけません。

なるべく、普段自分がトウシューズを履いている環境に近い状態にして試着しましょう。

 

しかし、トウシューズは、始めはかなりドームが高く作られているものが多く、自分の足に合わせるときは、そのドーム部分をつぶす作業が必要になってきます。

さすがに、試着でトゥシューズの指が入っている部分をつぶすわけにもいかないので、そこはどのくらい幅が広がりそうか、何となく軽く立ってみて、想像しつつ判断する必要があります。

 

ですので、若干幅は狭いかな?と思うくらいのシューズが結果的にちょうど良くなることが多いですよ。

あまりにも幅の広いトウシューズを選んでしまうと、立ったときにつま先に負担がかかりすぎるので、そこは注意が必要です。

まとめ

バレエではトウシューズは痛い、という印象が強いですが、そんなことはありません。

きちんと爪の手入れをし、自分に合ったトウシューズとトウパッドの組み合わせを見つけられれば、痛みなく踊ることもできるのです。

 

それぞれのメーカーが本当にたくさんの形のトウシューズを出していますし、トウパッドも年々進化していますので、諦めずに自分に合うものを探してくださいね。

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