あこがれのトゥシューズ。
バレエを始めたら一度は夢見るトゥシューズですが、いろんなトラブルも潜んでいます。
ボックスはばっちりで全然痛くないのになぜかトゥシューズのかかとが脱げる、なんてことも。
トゥシューズはかかとが脱げると、やっぱり踊れないので、実はここの形がぴったり自分の足に合っているのも重要な要素の一つ。
でも、かかとが合っているけどボックスが痛いトゥシューズと、ボックスが合っているけどかかとが脱げるトゥシューズなら、ボックスがあっている方を選んでしまいますよね。
トゥシューズのかかとが脱げる時はどうしたら良いのでしょうか。
トウシューズのかかとが脱げる時の対策①ヒールグリップテープ
かかとのスリップ防止用のテープ、というものがあります。
こちらは、トゥシューズのかかと部分の内側に張って使う物で、トゥシューズのかかとが滑り落ちるのを防いでくれます。
また、こちらはテープなので取り付け、取り外しが自由なことに加え、張る場所も自分で調整が可能。
トウシューズのかかとが脱げる時の対策②足首のゴムをメッシュゴムに
普通のゴムは、当たり前ですがよく伸びます。
そのゴムを、そこまで伸びないメッシュゴムに変え、足首にぴったりと長さを合わせてつけることによって、フィット感をアップすることができます。
ゴムがそこまで伸びないことにより、かかとが脱げるのを防ぐ効果も。
トウシューズのかかとが脱げる時の対策③リボンに細工
トウシューズのリボンを細工します。
具体的には、足首に巻いたとき、アキレス腱に当たる部分に10cmほどゴムを縫い付けます。
リボン、ゴム、リボン、となるように縫い、少し引っ張りながら結ぶことによって、リボンのみで足首に巻くよりフィット感がアップ。
リボンをきつく締めるとアキレス腱が痛い、という人にもお勧めの方法です。
トウシューズのかかとが脱げる時の対策④かかと部分にゴムを着ける
どうしてもだめなときは、物理的に下がるのを防ぐのが効果的。
かかとにゴムの輪っかを着けてしまいます。
その輪っかにリボンを通して結ぶことによって、かかとが落ちることを防ぎます。
といってもさすがにアキレス腱の真上に縫ってしまうと痛いので、アキレス腱を避けて半円を細めのゴムで作るのがポイント。
この時、あまり大きな半円を縫い付けてしまうと、ゴムなのでやっぱり伸びてかかとが脱げてしまった、ということが起こりうるので、縫い付ける長さには注意が必要です。
反対に小さすぎる半円だと、アキレス腱に当たってしまって痛いこともあります。
また、その輪の中にリボンを通して結ぶので、小さすぎると通しにくいので要注意。
自分にぴったりの半円のサイズを見つけることが重要です。
まとめ
バレエと言えば、トゥシューズ、ですが、履くとなるといろいろとトラブルも多いトゥシューズ。
トゥシューズのかかとが脱げる時でも、やっぱりボックスが合うものなら、ちょっと工夫してでも履きたいものです。
かかとが脱げないようにするのも、いろいろと方法がありますので、自分に合う方法を見つけるのが大切ですね。