3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されています。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
第1週のあらすじはこちら
第5話のあらすじはこちら
第6話のあらすじはこちら
第7話のあらすじはこちら
第8話のあらすじはこちら
第9話のあらすじはこちら
第10話のあらすじはこちら
第11話のあらすじはこちら
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第12話あらすじ
隕石が衝突することが発表され、祖父母が暮らす埼玉に引っ越すことになった未希。
未希は自分を連れに来た父親に、「もう一日だけ時間が欲しい」と懇願する。
延長した時間で、私は何をしようとしているのか、と自問自答している未希は、やはり内心そこまで冷静ではないのだろう。
未希は、もう10年間以上抱え続けた恋心という課題の問1から進めないでいた。
問1:この想いをあいつに伝えるべきか。
実は、この問いに答えが出ないせいで、1年前に出た移住話も立ち消えた。
未希が移住をいやがったからだ。
私にも放っておけない人がいるから、と。
そうして迎えた翌朝、未希はいつもの喫茶店に訪れていた。
陽子にどうしたら良いのかを相談しに来たのだ。
自分に良いわけをし続けて、ずっと同じところで足踏みをしているのだと。
そんな未希に、「それは、しっかり好きだね…」と感心しつつ、「私もうじうじしていたからよくわかる」と言う陽子。
そして、一度だけ「魔法の機械」を使ってちょっとだけ本音を話したことがあるという。
そう言いつつポケットから取り出したのは携帯電話だった。
世間では、想いは直接言え、と押しつけられるが、言えない人間にとっては顔が直接見えない携帯電話越しにしかできないことがある。
頼って良いんだ、と。
そう言われ宙に電話をかける未希。
「急にごめん、ちょっと話したいことがあって」と。
そんな未希に、「この前は、ごめん。
かっこつけてただけだった」と謝るのだ。
そして、宙は岳の家にお世話になることに決めた、と言う。
一緒に住んでいることを伝え、そうやって誘ってもらったことがむちゃくちゃ嬉しかったのだと伝える。
このまま、世界が終わっても良いと思えるほどだったと。
そんな宙に、未希はどうしても自分の気持ちが伝えられなかった。
唯一伝えられたのは、今日埼玉に引っ越す、ということだけ。
今どこにいるのか、という問いにも、「大丈夫だから」とだけ返す。
「なんでだよ」という宙に「電話越しの方がいいこともある」と言い、電話を切る未希。
世界が終わっても言い、と言った宙の声に、三木の大好きな宙の笑顔が思い浮かんでしまったからだった。
その顔を一瞬でも曇らせる可能性のあることを、未希が選択することは絶対にしたくなったのだ。
そして、喫茶店で1人涙する未希。
私は非常にめんどくさい女だ、と思いながら。
ところ変わって学校の教員室。
今日も渡会はやはりここへ来ていた。
世界が再び終わりを突きつけられ、ゼロ以下の可能性となった一つの約束のために。
そこに、教員室のドアが開けられる音。
入ってきたのはいったい誰だったのか…。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の第12話は、未希の悲しい決意の回でした。
人を好きになるって切ないですよね。
この2人が、結局進展するのか、気になるところです。
明日は、渡会先生が元生徒と再会できるのかが、わかるかもしれません。
明日が楽しみです。