3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されています。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
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ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第14話あらすじ
昨日、元彼からかかってきた電話に出ることができなかった陽子。
そして、その後、電話がかかってくることはなかった。
友人からは、さばさばしている、と表されることが多い陽子。
しかし、そんな人間ほど寂しさに弱いのだ。
そんなことを思いながら、携帯電話の着信履歴を眺める。
そして、雨が降り出す。
5ヶ月前、実は陽子は一度出来心で元彼である雄一に電話をかけている。
外で降っている雨の音を聞いて、ふと彼の声が聞きたくなったのだ。
しかし、そのとき無情にも聞こえてきたのは、留守番電話のアナウンスだった。
その声を聞いたとたんに、我に返る陽子。
慌てて、「元気?間違い電話しちゃった」という、よくわからない伝言を残すのだが、その留守電に対しての、メールも電話もなかった。
そして、昨日の電話である。
世界の滅亡の危機にたった一件の着信に悩んでいる自分にいらだっていた。
そんなとき、ドアベルがなり客が入ってくる。
それは、昨日から悩み続けている着信の相手、橘雄一その人だった。
まさかの客に驚く陽子。
そして、初めて雄一は陽子の妊娠を知る。
そして、自分の子供だよね?と確認する雄一。
「それ以外あり得ない」と返す陽子。
それに対して、「なんで言わないんだよ」と雄一。
「邪魔するかと思って」という陽子。
それに対して、「おかしいだろ、普通言うだろ!」と責め出す雄一。
一度留守電を残したと言う陽子に対して、操作を誤って消してしまった上に、甘えそうだったから折り返して電話ができなかった、という雄一。
「どうせまたタイミングが悪いと言って、全部1人で抱え込もうとしていたんだろう!」
さすが、6年もつきあった元彼です。
ものすごく陽子のことをわかっているやりとりが続きます。
それに対して、「もう、自分のタイミングの悪さから来る不幸に、他の人を巻き込みたくなかった」と返す陽子。
それに対して、「全部自分のせいにして、背負い込む癖をやめろ」という雄一。
「誰かを守るために、自分だけが『大丈夫だ』と言って歯を食いしばる必要はない」と言い聞かす。
そして、本当に一人で産みたいのか、自分に本当の気持ちを言ってくれ、と懇願し出す。
そこまでされて、やっと陽子は本音を話し出した。
「一緒にいて欲しい」
「不安でたまらなかった」
「隕石が落ちてこなくても、この子が生まれて、永遠に父親の顔を見せられないのではないか」
「でもこの子を愛しているから生みたい」
陽子はたくさんの不安を一人で抱えていたのだ。
最後に一言、「会いたかった」と言った陽子。
「全然気づかずに、連絡もしなくてすみませんでした!」
と雄一が謝りだす。
「もし、陽子が許してくれるなら、この瞬間からとなりにいさせてください!」
そう願い出る雄一に、陽子は「いいの?」と尋ねる。
そうしてお互い尋ね合った後、陽子は「聞く必要ある?」と一緒にいることを願う。
「今までよく一人でがんばってくれた」と言う雄一に、陽子は初めてタイミングを外すことなく「ありがとう」と素直に言えた。
場所が変わり、月曜日主人公、開の部屋。
開は、喫茶店で隕石のニュースを聞いたとき、周りは悲しげな顔をしていたが、開はやはり胸が温かくなって笑ってしまったのだ、とパソコンを見ながら思う。
開はこれからどうするつもりなのだろうか。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の第14話は、元彼が妊娠を知り、収まるべきところに収まった感じがする回でしたね。
やっぱり、陽子のことをよくわかっているのだな、と思いながら見ていました。
金曜日は何となく後1回をのこして、そこそこ解決した感がありますね。
残すところ後1週間と4日。
どういう展開になるのか、月曜日が楽しみです。