3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されています。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
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ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第18話あらすじ
渡会は、朝から登山をしていた。
卒業生との再会から1週間。
妻と娘はまだ旅行から帰ってきていなかった。
渡会は、二人がいつ帰ってきてもいいように家を掃除し、洗濯をして1週間を過ごした。
そして、ついにすることがなくなった渡会は登山サークル時代によく上っていた山にやってきた。
実はここは、渡会と妻が初めて会話をしたところだった。
この景色を見た二人は、あるシンクロをしたのだという。
そんなことを思い出していたとき、陽子の彼氏、雄一が後ろから頂上にやってきた。
山登りは大嫌いなのだが、彼女が妊娠していて、安産祈願にやってきたのだという。
そこから、子供が生まれたときどうだったか、と言う話になる。
渡会は、産声を上げて泣いている娘を見て、一緒になって泣いている妻を見て、自分も涙が出てきたのだという。
これから娘が生きていく中で、喜びを感じる際に、同じように喜びを感じている妻を見て、幸せを感じれられたらいいな、と思ったと。
そのためなら何だってがんばろうと思ったのだ。
もちろん、今もそう思っている。
そう雄一に伝えた。
それを聞いた雄一は、そのことを妻と娘に伝えたことはあるのか、と聞く。
ない、と答えた渡会に、「それは今すぐ伝えるべきだ」と携帯を渡そうとする。
自分のものがあるから、と断る渡会に、雄一は自分のお願いがあるのでと去って行く。
雄一には言えなかったが、この一週間実は何度も妻に電話をしたのだが、電話に出てもらえていなかった。
しかし、渡会はもう一度電話をかけることにする。
この話をするためではなく、この場所に来て妻の声が聞きたいと思っていたからだ。
そしてかけた電話に、妻が応答した。
出ないかと思った、という渡会に、「ちょうど朝食待ちだったから」という妻。
なんか用?と尋ねる妻に、いつ帰ってくる?と返す渡会。
わからない、なんなら最後の日まで旅行を楽しもうと思っている。
いない方がそっちも楽なんじゃないの?と答える妻。
そんな妻に、「俺、今どこにいると思う?」と話題を変える渡会。
初めて会ったときのことを思い出したかったから、山にいる、と続ける渡会。
そして、「31日は家族で一緒に過ごさないか?」と聞く。
ミツエ(妻)やキョウコ(娘)に話したいことがいっぱいあるんだ、と。
だからその日は家族で一緒にいたい、と問いかける。
戸惑う妻に、娘が「おかあさん、帰ろう」と言う。
私、お父さんに言わないといけないことがある。
そう言ったキョウコは、ずっと言えなくてごめん、と続けた。
たぶん私が逃げていただけだから、と。
黙り込む妻に渡会が話しかける。
初めてこの頂上で話したことを覚えているか?と。
「山の景色を見るとなんでうどんが食べたくなるんだろう?」
これが、二人がシンクロした台詞だった。
じゃあ、待ってるね、と言って電話を切る渡会。
彼は、世界で一番大切な約束をしたのだ。
娘と妻がご飯を食べて笑顔をこぼす。
自分はそれを見て幸せを感じる。
ただそれだけをするだけの約束。
しかし、3月31日、夕食の際、彼は想像もしていなかった言葉を家族に告げる。
いったいそれは何なのだろうか。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の第18話は、やっと渡会先生が家族と向き合うことができた回だったのではないかと思います。
後残り1回、しかも木曜日が最終回なんですよね。
残り後6日。
どういう展開になるのか、楽しみです。