3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送される予定です。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
と、視点がころころと変わりながら毎日放送されています。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
第1週のあらすじをまとめました。
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第1話(火曜日)あらすじ
日本テレビ「ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」」
第1話 隕石衝突まで残り30日 #サヨウナラのその前に #ZIP朝ドラマ #TVer @asazipdrama_ntv https://t.co/o9V7EXIkOg— TVer (@TVer_official) February 28, 2022
第1話は奥平大兼さん演じる高校生、椿木宙がずっと休校になっている高校の屋上に友達2人と集まっているところから始まります。
3人は特に何をするわけでもなく、ただ集まっているだけ、といった感じ。
1年ほど前に、隕石が地球に向かってきている、ということが発表されてパニックが起きた後の地球。
段々、隕石が迫ってきているのが「日常」となっていき、いろいろな情報が飛び交っているせいもあって、隕石が本当に落ちてくるのか、皆半信半疑です。
ただ、学校はずっと休校してるし、みんなと学校で会うことはもうないのか、と思ったら学校で会いたくなった、というのが3人が学校の屋上で集まった理由。
そこで、もしも本当に隕石が落ちてきたら…という話になり、選択した行動は、みんなで鬼ごっこ。
「しょうもないことに一生懸命になるしかない」
きっとこの台詞がこのドラマの神髄なんでしょう。
そして、汗だくで鬼ごっこしているこの時間が、最高に幸せだと感じる主人公。
そこにそっと訪れる水曜日主人公の幼なじみの女の子。
主人公宙のことが好きだけど、なかなか素直になれない…と3人が追いかけっこをしているのをのぞいています。
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第2話(水曜日)あらすじ
今日は南紗良さん演じる観月未希が主役。
宙(そら)たちが無人の学校で鬼ごっこをしているのをそっと眺めているところから話は始まります。
その夜、ベッドでSNSを長めながら、「私はめんどくさい性格をしている」と回想が。
親友の家族が隕石が降ってくるまでに、宮古島に引っ越す、と言ったときも「もう、同じように考えている人たちで宮古島はいっぱいになってるんじゃない?」とクールな反応を脳内でしてしまう。
そんなよく言えばクール、悪く言えばかわいげのない性格をしている未希。
観月未希と椿木宙、2人の出会いは幼稚園の時。
池でおぼれている宙を未希が引っ張り上げて助けたのがきっかけ。
その際に、満面の笑顔で亀を見せてくる宙に、未希は恋に落ちた。
そこからずっと13年間、小学校、中学校、高校と恋をしている。
けなげですね。
ただ、素直になれない未希は、それを全く宙には伝えていない。
そして、1人、また1人と友人たちが「隕石が落ちてくるから」と引っ越していき、自分の元から去っていったのを、寂しいと感じつつ、素直に認められない。
そんなことを考えながらおにぎりを持って公園に行った未希。
そこに、なぜかアリの周りに土で囲いを作っている宙がいた。
食べようと思って出したおにぎりを鞄に片付け、宙の元へ。
「なにしてんの?」
という問いかけから始まった会話は、宙の「おまえのことを肯定し続ける」という、自分でも否定している自分を認めてくれる言葉に未希は…。
そして2人で仲良くおにぎりを食べているところに、木曜日の主役、渡海実(北村一輝さん)が。
実は2人は、渡海が勤める学校の生徒だった、という関係が明らかになりました。
その様子を見ながら、明日へのモノローグが始まります。
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第3話(木曜日)あらすじ
「サヨウナラのその前に」いよいよ明日3月3日(木)第3話放送 木曜日の主人公・渡会一家登場!! https://t.co/Y4iGKwF4cH #北村一輝 #片岡礼子 #吉田美月喜#サヨウナラのその前に #ZIP朝ドラマ
— ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」【公式】3月1日(火)スタート! (@asazipdrama_ntv) March 2, 2022
物理教師の渡会実は椿木宙の学校の教師。
昨年、隕石による人類滅亡の発表があって以来、学校は休校に。
そして、教師たちも6月から自宅待機となった。
家族はいつも家に居なかった実がずっといる生活になじめず。
(まあ、それまで実が家でどういう感じだったのか、というのが大いに影響しているのではないかな、とは思うのですが。
世の中のお父さんたちあるある、な設定なのでしょうか。)
娘は「パパ、今日も居るの?サイアク」と言い放ち。
奥さんは「今日もお昼ご飯作らないといけないの?」と責める。
そんな生活に、実は毎日外に出かけるようになり、一家はバラバラになっていきました。
今日も奥さんと娘は、ひな祭りだからと京都へ旅行へ出かけてしまう。
朝起きたら、家には誰も居ない、そんな生活が続いていた。
そんな2人を尻目に、実はここ一ヶ月、ずっと誰も居ない学校に通っていた。
それは、守られることはないだろう、「また会おう」という20年前の生徒との約束を果たす為であった。
今日も実が教員室に座っていると、椿木宙が乱入してくる。
お互い驚いているうちに、一度やりたかった、と一緒に大玉転がしをすることに。
そのまま、解散というのも…となり、みんなで喫茶店に行くことに。
そこには金曜日の主役、真木よう子さん演じる金島陽子が。
金曜日の喫茶店主☕️#真木よう子#サヨウナラのその前に #ZIP朝ドラマ pic.twitter.com/jSahrtTVQg
— ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」【公式】3月1日(火)スタート! (@asazipdrama_ntv) February 11, 2022
「私はいつもタイミングが悪い」というモノローグが妊娠しているお腹をなでながら流れる。
今日はもう閉店する予定だったのに、「最悪の客」がこのタイミングで来る、と。
なぜ、渡会実や椿木宙を見て「最悪の客」といったのか。
翌日に続きます。
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第4話(金曜日)あらすじ
真木よう子さん演じる喫茶店店主の金島陽子は、「いつもタイミングが悪い。」という独白から始まる。
木曜日、閉店しようとしたところにやってきた宙、拓馬、岳、渡会の4人がやってくる。
「コーヒーしか出せない」と言うと、コーヒーが苦手な宙が「コーヒーが飲めないから、また明日来ます。」と言い、翌日に会う約束をして4人は去って行った。
そこから、いかにタイミングの悪い人生を送ってきたかの回想が始まる。
間の悪さというのは不幸への特急券だという陽子。
彼女の人生は常に間の悪さに振り回されてきた。
新しい服を来た、気合いを入れたデートの日には雨が降る。
長く契約社員として勤めていた会社も、やっとシャインになれたその翌日、倒産が決定。
喫茶店をオープンしたその日に、隕石が落ちて人類が滅亡する、というニュースが入る。
7ヶ月前、6年間つきあっていた彼氏が最後の親孝行に、と岩手に帰ることを決断し、別れることに。
そして、その翌日、自身の妊娠が発覚。
さんざん悩んだ末に、「やったるか」と一人で産むことを決心。
計算すると、3月か4月が臨月なのじゃないかな、と思います。
これまた、すごいタイミングですよね。
今に至ります。
翌日、約束の時間に渡会たちが来店する。
「いつもの」と言ってココアを注文する渡会に対して「いつものって言葉が言い響きだと感じてる人って、センスの時計が止まってる人だから」という拓馬の一言に心の中で同意する陽子。
というのも、渡会が初めて来店した際、コーヒーを注文したにもかかわらず一口飲んでなみなみと残して去って行ったあげく、それ以来常に注文するのはココアだからだ。
3年間も修行し、完成したオリジナルコーヒーを初めて残して帰り、それ以来ずっと自分を馬鹿にするようにココアを注文していることに、陽子は傷つき、イライラしている。
しかし、残りの高校生3人の注文を取る際、誰一人コーヒーを頼まない状況に、渡会が熱弁する。
「ここのコーヒーは本当にうまいから、一度飲んでみろ」と。
自分は一口飲んですべて残したくせに…となるが、そこで渡会が初めて飲んだときに残した理由が判明する。
あまりにコーヒーがおいしすぎて、「特別感、というか、言い日に飲むために残しておきたい」となったから、その日まで飲むのを待ってるのだ、と。
あまりの熱弁に宙が「じゃあ、俺コーヒー」と注文を変える。
先生がそこまで言うなら、コーヒー苦手だけど、飲んでみないと、と。
そして、陽子は自分が言うべきタイミングで「ありがとう」と言えないことを「タイミングが悪い」と表現する。
心の中で悪態をついていた渡会が、不安だらけだった自分少しの光りをくれたのに、お礼が言えなかったと。
7ヶ月前、彼氏から別れを告げられた時、彼の優しさにも何の言葉も述べられずにいた、と反省する。
「なんだか、今の私は1年前より優しさに敏感になったような気がする」と。
その夜、家に向かう陽子をみて、月曜日の主役、西岡星汰さん演じる佐藤開(さとうかい)が。
そして、「幸せそうに家路につく人を見ると、コーヒーをぶっかけたくなる衝動にかられる」というモノローグが流れる。
そして、「俺は世界で1番月曜日が嫌いな人間だ」と続く。
月曜日の主役、佐藤開はどのような物語を紡ぐのだろうか。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は毎日主人公が変わるけれど、少しずつお互いが繋がっている感じのドラマでした。
始まったのが火曜日ですので、実はまだ月曜日の主人公は出てきていないんですよね。
月曜日が嫌いな彼が、どのような物語を紡ぐのか。
来週も楽しみです。