3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されています。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
月曜日から金曜日まで、それぞれの曜日で主人公が変わり、視点が変わりながら物語は紡がれていきます。
月曜日は滅亡を願う引きこもり。
火曜日は人生の意味を探す高校生。
水曜日は素直になれない高校生。
木曜日は家族の絆を取り戻したい教師。
金曜日は子を宿した喫茶店店主。
主題歌はBE:FIRSTの「Bye-Good−Bye」
ものすごくドラマに合っていて良い曲でした。
ZIP!の朝ドラマ「サヨウナラのその前に」は3月1日から3月31日まで放送予定です。
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ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」 第20話あらすじ
3月28日月曜日、朝7時50分。
約1年ぶりにアラームで月曜日の朝に起きた開。
開は月曜日が世界で一番嫌いだ。
だからこそ、この月曜日の朝にしなければならないことがあった。
自分の部屋からダイニングへ降りていった開。
朝食を作っていた母は思わず「開、どうしたの?」と声をかける。
「まあ、起きた」という返答に、一緒にご飯を食べようと誘う。
「別にいいんじゃない」という開に驚きながら、慌てて朝食を準備する母。
久しぶりに座った食卓の景色は、やたら日差しが注ぎ込んできて、開は場違いさを感じていた。
「いただきます」と言って食べようとする開。
そんな開をみて、「変わってない」と言う母。
昔から言葉遣いは荒かったけど、挨拶はきちんとする子だった、と語る。
そして、開に言うのだ。
「ありがとう」と。
いろんな感情が込められたありがとうだった。
その言葉に、開の感情があふれる。
こんなことになったのを、全部母のせいにしていたこと。
どこにでもありふれているはずの、食卓を囲む、と言うことをしただけでありがとう、と言われ、これまでのことをご破算にできるわけがない、と自分が思っていることも。
すべて、はき出した。
そして、母に問う。
「なんで諦めてないんだ」と。
「諦められなかったから」
というのが、母からの答えだった。
「開のことが大好きだから」
「自分のせいにしてくれて、それで開が楽になるならそれでよかった」
それでも、たくさん後悔した、と母は語る。
自分からもっと近づくべきだったのではないか、と。
「だから、今日、(降りて)来てくれて本当にありがとう」
そういう母に開は、
「俺の言うべきこととるんじゃねーよ」
そう言いながら「あの日、俺の好きなものばかりの弁当を作ってくれてありがとう」と伝える。
毎日の食事や手紙にも。
そして、「こんな俺を待っててくれてありがとう」
これが開が一番言いたいことだったのだ。
それに対して、母は「絶対大丈夫だから。
一緒に大丈夫にするから」
と開に語りかける。
そう、陽子が言っていたのと同じ台詞だ。
「その言葉流行っんのかよ」
そう悪態をつきつつ、涙を流す開。
そして、「いただきます」と言い朝ご飯を食べ始めた。
こうして、開は一番大嫌いな月曜日に、一番舵機嫌いだった自分とのけりをつけたのだ。
そして、この日から、開は起爆コードの解析を始めた。
果たして、開は間に合うのか。
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の第20話は、ついに開が引きこもりをやめた日になりました。
スーパーアクティブな引きこもりの開は、様々な人たちとの出会いがきっかけで変わることができたのでしょうね。
残り後3日。
どういう展開になるのか、楽しみです。