3月1日から始まった、ZIP!の朝ドラ「サヨウナラのその前に」。
1日約8分間の物語が、毎日放送されていました。
テーマは、笑いと涙の日めくりドラマ。
すでに放送は終了してしまいましたが、実は3月31日に放送された「サヨウナラのその前に」の最終話にディレクターズカット版があるのはご存じでしょうか。
放送時間の都合上、カットされてしまった部分が入っているディレクターズカット版。
気になったので、どこが違うのか見比べてみました。
違うところは最初の一分間。
実は開のがんばりが入っています。
最終話を観て、開がなぜ学校に戻ったときにスターになったのか、いきなり話が飛んでしまった感じがあった人もいたのではないでしょうか。
YouTubeの再生回数で察して、というところだったのでしょうが、もうちょっと説明が欲しかったですよね。
「サヨウナラのその前に」最終話のディレクターズカット版には、そこがもう少し説明されています。
その前に、どんな話だったかな、というかたは、ぜひ下のリンクからその他のあらすじも読んでみてくださいね。
第1週のあらすじはこちら
第2週のあらすじはこちら
第3週のあらすじはこちら
第15話のあらすじはこちら
第16話のあらすじはこちら
第17話のあらすじはこちら
第18話のあらすじはこちら
第19話のあらすじはこちら
第20話のあらすじはこちら
第21話のあらすじはこちら
第22話のあらすじはこちら
第23話のあらすじはこちら
サヨウナラのその前にの最終話ディレクターズカット版あらすじ
テレビ放送版とは違い、サヨウナラのその前にのディレクターズカット版は開の部屋から始まります。
3月31日午後7時51分。
開は部屋で一人コード解析をしていた。
開賀座っているベッドの周りにはたくさんのプリントアウトされた紙が散らばっており、そこには数式がコードが書き込まれている。
開はベッドに座り、コードを解析している様子を、YouTubeにライブ配信していた。
今この瞬間、世界中の人は何を思いどんな顔をして過ごしているのか。
そんなことを開は考えながらコードを解析してた。
ある人は家族と晩餐でも繰り広げているだろうか。
また、ある人はまさか子供を産もうとしてるのか。
今、俺はそんな奴らを薄四角い電脳機器一つで根こそぎ救い出そうとしている。
それがかなったとき、俺はどんな称号を手に入れてしまうのだろうか。
開はそう考えながら、コードを打ち込み、エンターキーを押す。
が、エラー。
一つ舌打ちをしてベッドに転がった開は、諦めてはいなかった。
開は、誰かを救う、と言うことを意識したとき、なぜかいつも脳裏にあの二人が思い浮かぶのだ。
自分を親友だと言った宙。
ちょっと好きだったから、とわざわざ埼玉まで忠告しに行った未希。
あのじれったい二人のことを思い浮かべながら、開はまたコードの解析を再び始めた。
画面には、ライブで配信しているYouTubeから励ましのコメントが流れてくる。
初めての肯定的なコメントだった。
そんなコメントを横目に、開は延々と解析をするのだった。
ここから場面が変わり、未希が宙に会いに公園に行く場面に変わる。
ここからは、放送版と同じです。
続きはこちらから。
感想
ディレクターズカット版は、放送よりも1分間始めに追加されているバージョンでした。
放送予定の関係もあったのでしょうが、これ、ZIP!で放送しても良かったんじゃないのかな、と言うのが正直な感想です。
この最初の1分があるかないかで、開への印象がガラッと変わるな、というところもあるのですが、せっかく最終日なので、それぞれの曜日の主人公たちが映っても良かったのでは、と。
きっと放送している方たちは、たかが1分されど1分、ということだっのでしょう。
これは、ディレクターズカット版を観ないと、なぜ開が学校でスターになったのかもわからなかったですね。
まさかYouTubeでライブ配信していたとは。
リアルタイムでコメントが来ている場面があったので、間違いないのでは、と思っています。
あの難しいコードを、エラーが起きても諦めずに解いているのを目の当たりにした人があれだけいたら、そら、学校でもスターでしょう。
1週間後、開が学校に行ったときに周りの反応がどうだったのか、想像するとちょっとにやりとしてしまいますね。
まとめ
「サヨウナラのその前に」最終話のディレクターズカット版は、これ放送した方が良かったんじゃないかな、と思うくらい開のがんばりが観られたバージョンでした。
これを見たら、宙が「開は天才」と言っていた意味がわかりますね。
伏線、というほどではありませんが、ちょっとした情報の回収にもなっていました。
TVerでまだ配信されていますので、気になった方は是非。